7.16 さようなら原発10万人集会
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と き:2012年7月16日(月)12:15~
ところ:東京・代々木公園
概 要:
3.11東日本大震災による福島原発事故以降、脱原発を求める世論は広まり続けています。首相官邸前での抗議行動は回数を重ねるたびに参加者は増加し、原発再稼働を強行する野田政権を追い詰めています。東京・代々木公園で開催された「さようなら原発10万人集会」は全国から17万人が参加し、日本で開催された集会では最大級のものとなりました。岡山県からは岡山県民医連、医療生協労組の仲間など約80人が集会に参加しました。 開会1時間前、会場は早くも参加者で埋め尽くされ、原発反対!」「野田はノーだ!」などのプラカード、太鼓などの鳴り物、「原発いらない!」の声が会場には響いていました。
会場内の様子。
メインステージでは内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さんら9人の呼びかけ人があいさつを行いました。大江健三郎さんは、「昨年来の1000万人署名などの原発反対運動の高まりの中この運動は勝つと確信した。しかし、大飯の原発再稼働を許してしまった。これは私たちが侮辱されているということだ。しっかりやり抜こう」と強調。また、落合恵子さんも、「原発はいりません。再稼働もいりません」と、再稼動を容認した野田首相を厳しく批判しています。フライングダッチマンによる脱原発ライブが行われました。第2ステージでは制服向上委員会によるライブ、スイシンジャーによるトークなどが行われ、参加者一同「原発ゼロ」の思いを新たにしました。
岡山の仲間(*^_^*)
13時30分から順次パレードがスタートし、「原発再稼働反対!」とコールしながら行進しました。行進団とすれ違う車の中には「脱原発・NO NUKES」などのプラカードを向けて応援してくれる人もおり、「原発ゼロ」を求める運動が大きく広がっているのだと感じることができます。「さようなら原発10万人集会」への呼びかけ文では、①停止した原子力発電所は運転再開せず、廃炉にする。建設中の原発と建設計画は中止する②もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」と再処理工場の運転を断念し、すみやかに破棄する③省エネ、持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策に早急に転換することの3点が要請項目とされました。
みんなで「原発反対!」(^_^)/
原発再稼働を巡って日本が確実に変わりつつあることを実感します。今回の集会は全国から17万人が集まり大きく成功しました。マスコミや新聞各社は集会の報道を控えつつも、集会を取り上げざるをえなくなりました。しかし、読売新聞にいたっては「原発再稼働が遅れており、電力不足は避けられない」と報道しており原発推進派からの攻撃はいまだに根強くあります。全国の仲間と立場の違いを越えて連帯の輪を強めていきましょう。